フラギラ(読み)ふらぎら

世界大百科事典(旧版)内のフラギラの言及

【盲人】より

…ロシアでは盲目などの障害をもった遍歴巡礼(カリーキ)が津々浦々を巡り,縁日や定期市の立つ広場あるいは修道院の門前にたたずみ,宗教伝説や聖書外典を主題とする巡礼歌を歌って喜捨を乞うた。
[盲人の座]
 1377年イタリアのパドバにフラギラFragilaと呼ばれる盲人団体が結成され,ついでヨーロッパ諸都市に同職組合に類似した組織をもつ盲人ギルドがつくられた。そのギルドにはイタリア,ドイツ,スペインの諸都市のように乞食を業とする盲人が組織したものと,フランスのパリ・シャルトルのように救貧院を母体とするものがあった。…

※「フラギラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android