フランク ウィリアムズ(英語表記)Frank Williams

現代外国人名録2016 「フランク ウィリアムズ」の解説

フランク ウィリアムズ
Frank Williams

職業・肩書
F1オーナー ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング創立者・マネージャー

国籍
英国

生年月日
1942年4月16日

出生地
タイン・アンド・ウェア州サウスシールズ

本名
Williams,Frank Owen Garbatt

勲章褒章
CBE勲章

経歴
1961年ドライバーとしてデビューし、F3に参戦したが、ドライバーとしての夢を断ち切り、エントラント転向。自身のチームを結成し、’68年F2チームを設立。’69年のスペインGPでF1に初参戦。’70年チームドライバーで親友のピアース・カレッジを事故で失う。以後5年間チームは困窮したが、アラブ系資本が資金援助するとともに、’70年半ばテクニカル・ディレクターパトリックヘッド役員として参加し、ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングとして再出発。その後、ウィリアムズ・チームは一気に成長し、’70年代後半からコンスタントにタイトルを獲得し始める。’80年には初めてドライバーズ、コンストラクターズの両タイトルを獲得。’83年終盤からホンダのエンジンを搭載し、’85〜87年コンストラクターズ(製造者)タイトルを独占。’86年交通事故で下半身不随の重傷を負い、車椅子での生活となるが、不屈の闘志でレース界に復帰。’89年からルノーのエンジン供給を受け、’92年、’93年と圧倒的な強さを見せつけた。’94年にはチームドライバーのアイルトン・セナを事故で失う。2000年BMW、2006年コスワース、2007〜2009年トヨタからエンジン供給を受ける。2008年5月のモナコ・グランプリでF1参戦600戦を迎えた。40年連続参戦も史上最長。ナイト爵位を叙せられる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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