フランク・ウィリアム タウシッグ(英語表記)Frank William Taussig

20世紀西洋人名事典 の解説

フランク・ウィリアム タウシッグ
Frank William Taussig


1859 - 1940
米国の経済学者。
元・ハーバード大学教授。
ワシントン大学、ハーバード大学で学んだ後、ヨーロッパに留学する。帰国後ハーバード大学で教鞭をとり、経済学講師、助教授を経て1892年教授に就任し、1935年までその地位にあって、後進に多大な影響を与えた。その間、アメリカ経済学会会長、政府関税委員会会長などを務め、研究分野は経済理論、貿易、関税、租税問題など幅広いが、実証的研究、理論的研究を総合した貿易、関税に関する研究が最も有名である。主著には「米国関税史」(1888年)、「国際貿易論」(1927年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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