世界大百科事典(旧版)内のフリードリヒ[1世](ブランデンブルク辺境伯・選帝侯)の言及
【ブランデンブルク】より
…しかしこの両家の辺境伯たちはブランデンブルクに居住しなかったので,貴族や都市が独立化して領内の政治が乱れたばかりでなく,対外的にも,ラウジッツはボヘミアやザクセンに奪われ,ノイマルクは1402年ドイツ騎士修道会に売却された。15年にいたって,皇帝ジギスムントは,ホーエンツォレルン家のニュルンベルク城伯フリードリヒ6世を,ブランデンブルク辺境伯(フリードリヒ1世)に封じ,選帝侯位をも与えた(授封式典は1417年)。フリードリヒは領内の秩序再建につとめ,都市と結んで貴族の勢力をおさえ,また近隣諸侯の攻撃をもしりぞけて威信を高めた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」