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フルート[flute / Fl] フルート

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音楽用語ダスの解説

フルート[flute / Fl]

木管楽器の代表的なものの1つで、横笛の一種。初期の横笛は、管の側壁に穴をあけただけの単純な楽器だったが、17~18世紀に組立式の楽器へと発展した。現在、オーケストラブラス・バンドではベーム式フルートを用いているが、一旦は過去のものとなった“バロックフルート”も復活し、古楽演奏で盛んに用いられている。ベーム式とは19世紀半ばにドイツのベームが完成した方式で、全部の半音にそれぞれ音孔が設けられている。音孔全閉で鳴る最低音から始めて、下のほうから順番に音孔を開いていくとハ~嬰ハの半音階が得られる。その上の第2オクターブは第1オクターブとだいたい同じ指使いで、息の圧力や唇の締め方を変えて音を出す。息の流速は低音域では遅く、高音域では速くする。フルートは木管楽器に数えられるが、今日では金属製のものが普通である。そのために、気温や奏者の体温によってピッチが変わってしまう。調整するためには頭部と胴部の接合部分を抜き挿しする。フルートは音量が豊かで、幅広い表情をもつため、オーケストラやブラス・バンドではもちろん、独奏楽器として親しまれ、室内楽でも重用されている。また、協奏曲の独奏楽器としても確固たる地位を築いている。なお、日本に初めて(普通の)フルートを持ち込んだのは音楽取調掛の教師、メーソンで、1880年のことであった。

出典|(株)ヤマハミュージックメディア
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