フレデリック フィスバック(英語表記)Frédéric Fisbach

現代外国人名録2016 の解説

フレデリック フィスバック
Frédéric Fisbach

職業・肩書
演出家

国籍
フランス

生年月日
1966年

学歴
パリ国立高等演劇学院卒

経歴
1991〜93年サンドニのジェラール・フィリップ劇団に俳優として所属。’91年より学校、大学、心理療法などの場で数々のワークショップを行う。’94〜97年ナンテールのアマンディエ劇場に俳優、演出家として参加し、自作脚本やクローデルカフカストリンドベリなどの作品を演出。’96年よりプロ演劇集団アンサンブル・アトピークを主宰。’98年平田オリザの「東京ノート」のフランス語版ドラマ・リーディングを演出したことから、’99年には日本に6ケ月滞在して「われらヒーロー」の演出・上演を手掛ける。2000年「東京ノート」を演出、フランス国内で高く評価される。ブレストのクァルツ劇場の契約演出家を経て、2002年ビトリー・スタジオシアターのディレクター就任。同年ジャン・ジュネ原作「屏風」を演出、フランス人俳優と日本の人形浄瑠璃・結城座との共演で話題を呼ぶ。2010年にも結城座創立375周年記念公演「宦官提督の末裔」の演出を手掛ける。フランス現代演劇界で最も注目される若手演出家の一人として活躍。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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