フレンドリッチ・ウイルヘルム・ジョージ コールラウシュ(英語表記)Friedrich Wilhelm Georg Kohlrausch

20世紀西洋人名事典 の解説

フレンドリッチ・ウイルヘルム・ジョージ コールラウシュ
Friedrich Wilhelm Georg Kohlrausch


1840.10.14 - 1910.1.17
ドイツの実験物理学者。
元・ゲッティンゲン大学教授,元・チューリヒ大学教授,元・ベルリン大学教授,元・国立理工学研究所所長。
リンテルン生まれ。
物理学者ルドルフの子。ゲッティンゲンおよびエルランゲン大学に学び、ゲッティンゲン、ベルリン大学などの教授を歴任。主として電磁気に関する実験的研究を行い、1873年交流による電解質の抵抗測定法コールラウシュ・ブリッジ考案。その結果1875年イオンの当量電気伝導率に関する法則コールラウシュの法則を発見。1895〜1905年国立理工学研究所所長。著書「実験物理学入門」は長く用いられている名著である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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