ブエノス・アイレス議定書(読み)ぶえのすあいれすぎていしょ

世界大百科事典(旧版)内のブエノス・アイレス議定書の言及

【米州機構】より

…例えば,グアテマラのアルベンス・グスマン政権を対象とした1954年の第10回米州諸国会議での〈反共決議〉,62年の第8回外相協議会議での米州機構からのキューバ除名決議,64年の第9回外相協議会議での対キューバ外交・貿易関係断絶の決議,65年のドミニカ共和国での革命に際しての米州平和軍の派遣などである。しかしその一方で,60年代にはラテン・アメリカ諸国の経済発展や社会改革も重視するようになり,67年には〈ブエノス・アイレス議定書〉に調印して憲章を修正し(1970年に発効),社会経済発展条項を拡充させた。加盟国は当初アメリカ合衆国とラテン・アメリカ20ヵ国であったが,60年代以降カリブ海地域で独立した旧イギリス領や旧オランダ領の国々も加盟し,その数は30ヵ国を超えている。…

※「ブエノス・アイレス議定書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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