ブサキ寺院(読み)ブサキジイン

デジタル大辞泉 「ブサキ寺院」の意味・読み・例文・類語

ブサキ‐じいん〔‐ジヰン〕【ブサキ寺院】

Pura Besakihインドネシア南部、バリ島東部にあるヒンズー教寺院アグン山西部中腹の高原地帯に位置する。同島におけるヒンズー教寺院の総本山であり、ブラフマーシバビシュヌをはじめとする神々をまつる大小30もの寺院で構成される。16世紀、ゲルゲル王朝時代に王族によって建立

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「ブサキ寺院」の解説

ブサキじいん【ブサキ寺院】

インドネシアのバリ島にある、バリ・ヒンドゥー教の総本山ともいえる寺院。キンタマーニ高原の、バリの最高峰アグン山の中腹にあり、同島の寺院の中で最も大きく、壮麗である。1年間に40回ほどの祭礼祭り)が行われ、多く信者で賑わう。◇正式名称は「Pura Besakih」。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のブサキ寺院の言及

【バリ[島]】より

…これはアナク・ウングス王(在位1049‐77)とその妻の遺灰が納められた墓所と思われる。現代の寺院としては,アグン山のふもとにあるブサキ寺院が最も大きく,人々の信仰の場として重要視され,木造の高い重層の塔などが多く見られる。【伊東 照司】。…

※「ブサキ寺院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android