ブッフ岩(読み)ブッフがん(英語表記)buchite

岩石学辞典 「ブッフ岩」の解説

ブッフ岩

火成岩接触部または包有物として産出するガラス化した砂岩に付けられたが[Möhl : 1876],その後,接触によるガラス化した千枚岩に拡張され[Flett : 1908],さらにAl質粘土のガラス化した包有物を呼ぶようになった[Thomas : 1922].おそらくフォンブッフを記念して命名されたもの[Tomkeieff : 1940].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android