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ブナ(橅∥椈) ブナ Siebold’s beech

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世界大百科事典 第2版の解説

ブナ【ブナ(橅∥椈) Siebold’s beech】

別名シロブナ(イラスト)。ブナ科の落葉高木で,日本の温帯落葉樹林を代表する。したがって,この森林帯をブナ帯ともいう。高さ25m,径1.5mに達し,樹幹は比較的通直である。樹皮は滑らか灰白色を呈し,地衣が種々の模様をつくる。葉は褐色の当年生枝に互生し,卵形ないしひし卵形で,長さ4~9cm。縁は波打ち,脈上にわずかに長毛が残る。5月新枝とともに開花し,雄花序は新枝の下部葉腋(ようえき)から長い柄で垂れ,雌花序は枝の中部の葉腋から出る。

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世界大百科事典内のブナ(橅∥椈)の言及

【森】より

…というのは,P.C.タキトゥスが〈森林に覆われうす気味の悪い〉と伝える中部ヨーロッパは,民族大移動の時代以来,森林面積が約1/3に減ったと推定されるからであり,しかも開墾のおもな対象となったのは,山地および高緯度の針葉樹林ではなく,肥沃な平地の広葉樹林帯だったからである。例えば東ヨーロッパに現在比較的残されているオークとブナ類(シデなど)の混交林は,かつては北ドイツ,デンマーク,ベルギー,イギリスといった,今日比較的森林に乏しい地域にまで広がっていたのだが,今ではすっかり姿を消し,ヨーロッパアカマツがかろうじてその代役を務めている。カバノキ,トネリコ,ポプラ,ときにはオークとすら混交林をなすほど適応性の強いヨーロッパアカマツは,かつてのヨーロッパの代表的樹木ヨーロッパブナにかわって,今日ヨーロッパで最も広範囲に見られる樹種である。…

※「ブナ(橅∥椈)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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