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ブランデス ぶらんですGeorg Morris Cohen Brandes

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブランデス(Georg Morris Cohen Brandes)
ぶらんです
Georg Morris Cohen Brandes
(1842―1927)

デンマークの文芸批評家。コペンハーゲン大学で法律、哲学を学び、抜群の成績を示すが、ユダヤ系のため大学の講壇に残れなかった。イギリス、フランス、ドイツに巡遊、ルナン、テーヌ、ミルらと親しく交わって影響を受ける。1871年帰国、コペンハーゲン大学講師として『19世紀文学主潮』(1872~90)を講じてセンセーションを起こし、名声は全ヨーロッパに広がる。それは世界文学的見地から西欧各国文学の交流と相互影響をとらえ、作家の個性を鮮やかに描き出す優れた文学批評の試みで、日本でも広く読まれた。『ロシア印象記』(1898)はその追補とみられる作。ほかに『キルケゴール』(1877)、『イプセンとビョルンソン』(1882)、『黎明(れいめい)期の作家たち』(1883)、『シェークスピア』(1895~96)、『ゲーテ』(1915)など著作はすこぶる多いが、晩年は反民主主義に傾き人気を失った。[山室 静]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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