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ブルガリア農民同盟 ブルガリアのうみんどうめいBǎlgarski zemedelski naroden cǎyuz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルガリア農民同盟
ブルガリアのうみんどうめい
Bǎlgarski zemedelski naroden cǎyuz

共産党支配確立までのブルガリアで,最も影響力のあった政党。農民党ともいう。 1899年に結成され,反戦主義,急進的農本主義の立場をとり,1919~23年に政権につき A.スタンボリースキの指導下で農地改革,共同組合運動を促進して民主化政策を実行した。 44年の祖国戦線クーデターに参加,第2次世界大戦後政権に加わったが,次第に圧迫され,47年に N.ペトコフら幹部が逮捕,処刑された。反主流派は祖国戦線に残り,共産党政権への協力を続けた。 89年 12月頃からトルコ系住民問題をきっかけに共産党批判が強まったことから,農民同盟も 90年2月に成立した共産党主導の新内閣には参加を拒否,さらに反共産主義勢力のペトコフ派は離党して民主勢力同盟へ合流した。 90年6月の自由選挙では 16議席を獲得したが,続く 91年 10月選挙では全議席を失った。その後党内でさらに分離の動きが強まり,94年 12月の総選挙には農民同盟・アレキサンダー・スタンボリースキ党として戦い,翌年1月に成立した社会党のビデノフ政権と連立を組んだ。

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