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ブルークローバー・キャンペーン ぶるーくろーばー・きゃんぺーん

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知恵蔵の解説

ブルークローバー・キャンペーン

前立腺(ぜんりつせん)がんの正しい知識や、早期発見・早期治療の大切さを伝える活動のこと。「パパの明日を、まもりたい」を合言葉に、前立腺がんについての知識や早期発見・早期治療の大切さを訴えることで、前立腺がんで命を落とす人を1人でも減らすことを目的としている。
ブルークローバー・キャンペーンは、朝日新聞社専門医や学会、製薬メーカーと協力して2006年から活動を展開。青い四つ葉のクローバーがそのシンボルマークとなっている。
前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱(ぼうこう)のすぐ下にあり尿道を取り囲むように位置している。精液の一部である前立腺液を作るなどの働きを担っている。この前立腺にできるがんが、前立腺がんである。
前立腺がんは、中高年の男性に多く見られ、近年急激に患者数が増加している。20年には、日本では男性のがんのなかで肺がんに次いで第2位となると予想されている。
ただし、前立腺がんは血液検査であるPSA(Prostate Specific Antigen=前立腺特異抗原)検査で発見できるがんである。PSA検査はごく少量の血液があれば測定が可能であり、通常の血液検査とあわせて簡単に行うことができる。
現在、マラソンヨット世界一周するアースマラソンに挑戦中の間寛平氏は、10年1月、アースマラソン中にPSA検査を受けたことで前立腺がんを発症していることが判明した。その後、マラソンを一時中断し、アメリカで前立腺がんの治療を受けた後、同年6月にアースマラソンに復帰した。
このように、前立腺がんは早期に発見し適切に治療すれば、完治も期待できる病気である。
初期には症状も少ないために発見が遅れがちな前立腺がんを早期発見するために、50歳以上の男性は、年1回PSA検査を受けることがすすめられている。

(星野美穂  フリーライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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