世界大百科事典（旧版）内のプラサバの言及
【サビトリ】より
…黄金の両手をさしのべ，光線で全宇宙を照らすとされ，より具体的な太陽神スーリヤと同一視される場合もある。彼の，光線のように発せられる〈鼓舞･激励〉する力はプラサバprasavaと呼ばれ，神々も難事をなすときはこれを受けて行ったとされる。なお，後世《リグ･ベーダ》の精髄として神聖視されるようになった《ガーヤトリー賛歌》はこの神の〈めでたき光明〉を歌った一詩節である。…
※「プラサバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」