プラティープ・ウンソンタム(読み)プラティープウンソンタム(英語表記)Prateep Ungsongtham

現代外国人名録2012の解説

プラティープ・ウンソンタム
プラティープウンソンタム
Prateep Ungsongtham


国籍
タイ

専門
社会教育者;社会福祉家

肩書
ドゥアン・プラティープ財団事務局長 タイ上院議員

本名
プラティープ・ウンソンタム・秦(プランティープ・ウンソンタム・ハタ)〈Prateep Ungsongtham Hata〉

生年月日
1952

出生地
タイ バンコク・クロントイ地区

経歴
タイのスラム街クロントイに生まれ育ち、1959年小学校に入学すると同時にお菓子売りの仕事を始める。’63年11歳で線香工場に就職。その後、夜間中学、夜間師範学校に入学。’68年家の近くで学校に通学することが出来ない子を集めた私塾“1バーツ学校”を始め、その後、数百人が通う小学校に発展させた。“スラムの天使”と呼ばれ、’78年アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞。その賞金をもとに’79年ドゥアン・プラティープ財団を設立、公式の学校として認可された。また、クロントイの人々が政府から居住権を認められるように運動し、’88年1月認可にこぎつけた。’92年5月の民主化運動では、二男の妊娠中にもかかわらず集会の最前線に立ち、タイ当局から逮捕状が出され、日本大使館に一時保護された。のち性的虐待や売春、麻薬などの問題を抱える少女のための“生き直しの学校”の開設に取り組む。2000年3月〜2006年3月タイ上院議員を務め、貧困対策などに取り組んだ。2004年世界57ケ国、130万人の子供の投票で選ばれる子供の権利のための世界子供賞(地球の友賞)を受賞。1987年日本人ボランティア・秦辰也と結婚。2010年バンコク騒乱の際、集会を開き逮捕状が出たため、5月大阪へ逃れた。2011年1月帰国。

受賞
マグサイサイ賞〔1978年〕 子供の権利のための世界子供賞(2部門)〔2004年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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