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プルースト現象 ぷるーすとげんしょう

知恵蔵miniの解説

プルースト現象

ある特定の香りから、それにまつわる過去の記憶が呼び覚まされる心理現象。フランスの文豪マルセル・プルーストの代表作『失われた時を求めて』の主人公が作中で同様の体験をすることから、こう呼ばれる。2013年、この現象により脳の一部の働きが活性化し、健康状態も改善するという検証結果を、花王感性科学研究所や愛知医科大などの研究グループがまとめ、日本ストレス学会で発表した。それによると、プルースト現象につながる香りは、快感に関わる大脳前部の前頭眼窩野(ぜんとうがんかや)や、記憶に関与する大脳内側の後部帯状回の働きを活性化させることが分かった。同時に、炎症を起こす血液中の体内物質を減少させ、体調をよくすることも確認されている。

(2013-11-12)

出典|朝日新聞出版知恵蔵miniについて | 情報

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