ヘリット・トーマス リートフェルト(英語表記)Gerrit Thomas Rietveld

20世紀西洋人名事典 の解説

ヘリット・トーマス リートフェルト
Gerrit Thomas Rietveld


1888.6.24 - 1964.7.25.(6.25.説あり)
オランダの建築家,家具デザイナー。
ユトレヒト生まれ。
家業の家具職人を経て、クラールハメルに建築を学ぶ。1919年デ・スティル派に入り、木製の「赤‐青椅子」(’19年)、「ユトレヒトのシュレーダー邸」(’24年)等デ・スティル派の新造形主義を最もよく表した作品で国際的に知られた。’31年デ・スティル派を離れ、建築家としてオランダ、ドイツオーストリア等で活動。他の作品にヴェネツィアビエンナーレのオランダ館(’53年)、ベルヘアイクの織物工場(’56年)、ホーフラーヘンの住宅団地(’54〜56年)、ゴッホ美術館(遺作)(’63〜72年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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