ヘルマン(読み)へるまん(英語表記)Johann Wilhelm Herrmann

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘルマン(Johann Wilhelm Herrmann)
へるまん
Johann Wilhelm Herrmann
(1846―1922)

ドイツのプロテスタント神学者。12月6日メルコウに生まれる。1879年以後マールブルク大学教授。リッチュル学派のもっとも独創的な神学者であり、バルトやブルトマンの師である。カントに従って宗教を自然の領域から峻別(しゅんべつ)し、人間の倫理的矛盾を克服する独自の体験領域とみなす。キリスト教の史学的研究を重んじつつも、しかも史的な枠を超えて歴史的キリストが現在の人間に人格的感銘を与え、救済体験を生じさせ、世界に対する自立的態度を成立させる点を強調する。1月2日マールブルクにて没。[森田雄三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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