ヘンカイパン

デジタル大辞泉 「ヘンカイパン」の意味・読み・例文・類語

ヘン‐カイ‐パン(〈ギリシャ〉hen kai pan)

《一にして全、の意》世界のすべてが神であるという汎神論世界観を表す語。古代ギリシャの哲学者クセノファネス最初に用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ヘンカイパン」の意味・読み・例文・類語

ヘン‐カイ‐パン

〘名〙 (hen kai pan) 一であって全体の意。もともとクセノファネスが用いたが、一般には、神は一であって全体である実在で、世界は神の変形である、と説く汎神論の世界観を表わす語。〔種の論理と世界図式(1935)〕

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