ベアテ・シロタ ゴードン(読み)ベアテシロタ ゴードン(英語表記)Beate Sirota Gordon

現代外国人名録2012の解説

ベアテ・シロタ ゴードン
ベアテシロタ ゴードン
Beate Sirota Gordon


国籍
米国

肩書
GHQ民政局日本国憲法起草委員会メンバー;日米協会舞台芸術部長

旧名・旧姓
ベアテ シロタ

生年月日
1923

出生地
オーストリア・ウィーン

学歴
ミルズ大学(言語学・文学)卒

経歴
両親はウクライナ出身のユダヤ人。1928年ピアニストの父レオ・シロタが山田耕筰に招かれて東京音楽学校(現・東京芸術大学)教授として来日したのにともない両親とともに来日、5歳から15歳まで日本に滞在。’39年進学のため単身渡米、カリフォルニアのミルズ大学に入学し、19歳で卒業、「タイム」誌の調査員となる。のち米国籍を取得。日本で消息不明となった両親に会うため、第二次大戦後の’45年、連合国軍総司令部(GHQ)職員として再来日。日本語能力や滞日経験を買われ、’46年2月“日本国憲法”の草案作りに参画、憲法起草委員会人権部門のスタッフの一人として女性の権利を大幅に広げる男女同権条項を作った。’47年5月憲法の誕生を見届けて帰国。’54年ジャパン・ソサエティー学生交流委員会ディレクターを経て、’60年アジア・ソサエティー舞台芸術ディレクターに就任。’91年退職後も同協会上級顧問として文化交流のために働いている。’93年来日し、日本国憲法成立の事情を半世紀ぶりに証言した。’97年50回目の憲法記念日を前に来日講演を行うなど度々来日。2005年憲法第24条がどう日本に根付いていったのかをまとめたドキュメンタリー映画「ベアテの贈り物」(藤原智子監督)が公開される。

受賞
勲四等瑞宝章(日本)〔1998年〕 エイボン女性年度賞(女性大賞)〔1997年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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