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ベネズエラ憲法改正案 べねずえらけんぽうかいせいあん

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知恵蔵の解説

ベネズエラ憲法改正案

南米ベネズエラで2007年12月に憲法改正国民投票が行われ、51%対49%の小差で否決された。大統領の任期を現行の6年から7年に延ばして再選を無制限に認めるほか、中央銀行の政府管理や非常事態宣言の簡素化など大統領の独裁色を強める内容で、チャベス大統領が自らの権限強化を狙った。チャベスの現在の任期は2013年までだ。貧困層の強力な支持を背景に基盤をさらに強めようとしたが、独裁を懸念する国民はこれを受け入れなかった。チャベスは1998年の大統領選で就任して以来、初めて選挙で敗北した。07年5月には反政府系の民放局を閉鎖するなど強権的な政治運営が目立ち、これまでのチャベス支持層の一部が反発したとみられる。「21世紀の社会主義」を掲げ急進的な改革を進めるチャベスにはブレーキとなった。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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