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ベリコ・タルノボ Veliko Tǎrnovo

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世界大百科事典 第2版の解説

ベリコ・タルノボ【Veliko Tǎrnovo】

ブルガリア北部,ヤントラYantra川上流の河岸にある都市。同名県の県都。人口10万(1990)。1965年までタルノボTǎrnovoと呼ばれた。ソフィアの東方240kmに位置し,ソフィアに遷都されるまでのブルガリアの首都であった。黒土41%という肥沃な地帯の農業中心で,食肉加工,製糖,缶詰,蜂蜜,バター,牛乳加工,ブドウ酒製造などの食品工業(市の工業生産の約60%)が盛んである。工業生産は1861年イタリア人によって織物工場が建てられたのに始まるが,今では農業機械建設機械などの機械製作,金属加工,木材加工,製紙,化学および合成ゴム,繊維などの諸工業がある。

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世界大百科事典内のベリコ・タルノボの言及

【ブルガリア】より

…ビザンティン帝国は北のノルマン人と北西のハンガリー人の侵攻に対する対応に追われていたので,国内での権威はゆるんでいた。そこで,タルノボ(現ベリコ・タルノボ)一帯を掌握していたクマン系のブルガリア人貴族ペータルPetâr(?‐1197)とアセンAsen(?‐1196)の兄弟が蜂起を宣言し(アセン兄弟の蜂起),ペータルはブルガリア皇帝(ツァール)に推戴された。蜂起軍はブラフ人〈アルーマニア人〉の項目参照)やクマン人の協力も得,バルカン山脈を越えてトラキアに侵入した。…

※「ベリコ・タルノボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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