世界大百科事典 第2版「ベルテスセレス人」の解説
ベルテスセレスじん【ベルテスセレス人 Vértesszöllös man】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…しかし,その後C.L.ブレースやW.ハウエルズなど多くの人類学者は,プレ・サピエンスの頭高が低く,骨壁が厚く,最大後頭幅が広いなどその原始的形態に注目し,プレ・サピエンスの一群をプレ・ネアンデルタールと同一視し,プレ・サピエンス説に反対している。A.トーマは1965年,ハンガリーのベルテスセレスVértesszöllösの洞窟のミンデル氷期と推定される層から発見された後頭骨(ベルテスセレス人)に,ネアンデルタール人より進んだ特徴がみられるとして,プレ・サピエンス説の復活を図ったが,失敗に終わり,今ではプレ・サピエンス説を支持する人はほとんどいない。【池田 次郎】。…
※「ベルテスセレス人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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