ベルドロ,P.(読み)べるどろ

世界大百科事典(旧版)内のベルドロ,P.の言及

【マドリガル】より

…同時代の他のイタリアの世俗曲に比べはるかに高尚で芸術的価値の高い内容の詩を歌詞とし,ポリフォニー技法によって詩の内容を描写しようとする傾向が強く,音による絵画的技法を意味するマドリガリズムmadrigalismという言葉をさえ生むに至った。初期の代表的作曲家にはベルドロPhilippe Verdelot(1470ころ‐1552ころ),アルカデルト,フェスタCostanzo Festa(1490ころ‐1545)らがあり,ウィラールトAdrian Willaert(1490ころ‐1562),チプリアーノ・デ・ロレCipriano de Rore(1516ころ‐65),デ・モンテPhilippe de Monte(1521‐1603)らによって受け継がれていく。しかし,最も有名なのは後期の代表者マレンツィオジェズアルドモンテベルディらの作品である。…

※「ベルドロ,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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