ベルナルト ハイティンク(英語表記)Bernard Haitink

現代外国人名録2016 の解説

ベルナルト ハイティンク
Bernard Haitink

職業・肩書
指揮者 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団名誉指揮者,ボストン交響楽団名誉指揮者

国籍
オランダ

生年月日
1929年3月4日

出生地
アムステルダム

本名
Haitink,Bernard John Herman

学歴
アムステルダム音楽院卒

勲章褒章
KBE勲章, オラニエ・ナッサウ勲章(オランダ)

受賞
エラスムス賞〔1991年〕

経歴
アムステルダム音楽院でバイオリン作曲専攻、フェリックス・フプカに指揮を学ぶ。卒業後バイオリン奏者となるが、1954〜55年F.ライトナーに指揮を師事、’56年指揮者デビューし、’57年オランダ放送フィルハーモニー第1指揮者に就任した。その後’61年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(ACO)常任指揮者、’64〜88年同芸術監督兼首席指揮者、’67〜79年ロンドン・フィルハーモニー首席指揮者兼芸術監督、’77〜87年グラインドボーンオペラ音楽監督、’87年〜2002年コベント・ガーデン王立歌劇場(ロイヤル・オペラハウス)音楽監督、1995年からボストン交響楽団(BSO)首席客演指揮者、2004年同名誉指揮者、2002年ドレスデン州立歌劇場首席指揮者兼音楽監督などを歴任。2006〜2010年シカゴ交響楽団首席指揮者。このほか、ウィーン・フィルなど欧米の一流楽団への客演も多忙をきわめる。英国での多年功労によりナイトに叙せられた。1999年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)から初の名誉指揮者の称号が贈られる。1962年初来日。’92年ロイヤル・オペラを率いて来日。2008年シカゴ響を率いて来日。2015年ロンドン響を率いて来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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