ベル差圧計(読み)ベルさあつけい(英語表記)bell type manometer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベル差圧計」の意味・わかりやすい解説

ベル差圧計
ベルさあつけい
bell type manometer

圧力計の1種。沈鐘式圧力計ともいう。図のようにベル状の容器開口を下にして液中に沈め,下方の管を通して被測定圧力に連結する。ベルの内外差圧による揚力と,ベルが浮上がったための浮力減少が釣合うところで静止する位置により差圧が指示される。変形として,ベルに加わる力の変化をてんびんで測定する型,2個のベルを用いて感度を上げた複鐘式などもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android