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ベンゾニトリル benzonitrile

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世界大百科事典 第2版の解説

ベンゾニトリル【benzonitrile】

ベンズアルデヒドのような臭いをもつ無色の液体。融点-13.2℃,沸点191.1℃。水に対する溶解度は100℃で1%。アルコール,エーテルとは任意の割合でまざる。アニリンをジアゾ化して,シアン化銅(I)を作用させると得られる(ザントマイヤー反応)。加水分解すると安息香酸になる。【小川 桂一郎

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベンゾニトリル
べんぞにとりる
benzonitrile

芳香族シアン化物の一つ。ベンゼン水素原子1個をシアノ基に置換したもの。シアノベンゼン、シアンフェニルともいう。甘い香りの無色の液体。水に難溶、有機溶媒に可溶。安息香酸とアンモニアを気相で高温のアルミナ触媒上で反応させて製造する。ベンズアルドキシムの脱水でも得られる。還元すればベンジルアミンを与え、加水分解すれば安息香酸を生じる。溶剤、プラスチック原料、建染め染料の合成原料などに用いられる。[加治有恒]

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