ペトロパブロフスク・カムチャツキー(英語表記)Petropavlovsk‐Kamchatskii

世界大百科事典 第2版の解説

ペトロパブロフスク・カムチャツキー【Petropavlovsk‐Kamchatskii】

ロシア連邦東端部,カムチャツカ州の州都でカムチャツカ半島東岸の良港。人口27万2600(1992)。大規模な船舶修理工場と漁業コンビナートがあり,ロシア極東の一大漁業基地をなす。住宅建設コンビナートもある。火山研究所があり,千島火山帯の研究と地熱利用発電所建設の基本資料をつくったことで有名。漁業および海洋学の研究機関,教育大学,ドラマ劇場,地方博物館もあり,極東の文化中心の一つとなっている。町は1740年V.ベーリングとチリコフA.I.Chirikovの第2次カムチャツカ探検隊が到着して以後太平洋岸の良港として発展し,19世紀初めには極東の行政・経済の中心地の一つとなった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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