世界大百科事典(旧版)内のペラ(原稿用紙)の言及
【原稿用紙】より
…随筆家,成島柳北の漢詩の草稿は15字12行で,和紙に木版刷りであった。《高橋是清自伝》によると,1872年(明治5)には,大蔵省で〈ペラ〉(20字10行の原稿用紙)が使われており,20字20行のものもあったらしい。樋口一葉は,明治20年代に,縦罫紙に横線を引いた手製のものと,さまざまな字詰めの市販品を使っていた。…
※「ペラ(原稿用紙)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」