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ホウ砂(硼砂) ほうしゃborax

翻訳|borax

世界大百科事典 第2版の解説

ほうしゃ【ホウ砂(硼砂) borax】

Na2B4O7・10H2Oの化学組成をもつホウ(硼)酸塩。結晶は単斜晶系に属し,通常無色あるいは白色で,短柱状の外形を示す。{100}にへき開完全,ガラス光沢,断口は貝殻状。モース硬度2~2.5,比重1.7。天然には塊状あるいは皮膜状としても産する。最も普遍的なホウ酸塩鉱物で,塩湖の蒸発などにより乾燥地帯に産出する。トルコ,北アメリカカリフォルニア,南アメリカのアンデスなどに有名な鉱床がある。種々のホウ酸塩鉱物から抽出されるホウ素は一般にホウ砂の形で商品化される。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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