コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホヤ(海鞘) ホヤsea‐squirt

世界大百科事典 第2版の解説

ホヤ【ホヤ(海鞘) sea‐squirt】

尾索綱ホヤ目Ascidiaceaに属する原索動物の総称。すべて海産で,岩礁,貝殻の表面,船底海中の諸器材などいろいろなものに付着する。世界から約2300種,日本には約300種あるが,食用にするマボヤ以外はほとんど人間生活に有用なものはなく,むしろ付着によって被害を与えるものが多い。ホヤの語源は個体の形が昔の火屋(ほや)(香炉や手あぶりなどの上を覆うふた)に似ているからという説と,岩などに付着している姿がヤドリギ(異名をホヤという)に似ているからという説とがある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のホヤ(海鞘)の言及

【骨格】より

脊索というのは系統発生的に最も原始的な段階で,特殊な細胞が集まってできた柔軟単純な棒状体をなし,体の中軸をつくっている。原索動物の被囊類(ホヤの類)の幼生やナメクジウオに見られる(図1)。軟骨および骨という組織は脊椎動物特有のもので,軟骨性骨格は板鰓(ばんさい)類(サメやエイの類)に,骨性骨格は硬骨魚類以上の脊椎動物のほとんどすべてに見られる。…

※「ホヤ(海鞘)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ホヤ(海鞘)の関連キーワード尾索類尾索類ホヤ(海産動物)

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android