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ホラシノブ Sphenomeris chinensis (L.) Maxon

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世界大百科事典 第2版の解説

ホラシノブ【Sphenomeris chinensis (L.) Maxon】

暖地の日向または半日陰の路傍や山ろくなどにごくふつうにみられるホングウシダ科の常緑シダ(イラスト)。根茎は短くはい,褐色で光沢のある鱗片がつく。葉は叢生(そうせい)し,大きなものでは葉柄を含めて1mに達する。黄緑色か,時には紅紫色が加わることがある。葉面は卵状長楕円形,3~4回羽状に分裂し,裂片はくさび形となり,葉質はやや厚い。脈端に胞子囊がつき,隣のものと融合したようにみえることもある。包膜の先端は葉縁に近づく。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホラシノブ
ほらしのぶ / 洞忍
[学]Sphenomeris chusana (L.) Copel.

イノモトソウ科の常緑性シダ。短くはう根茎から、3~4回羽状に細かく切れ込んだ長さ1メートルに達する葉を束生する。葉身は長めの卵状で長さ60センチメートル、幅20センチメートルになり、やや厚く堅い草質。裂片はくさび形で、脈端に胞子嚢(のう)群をつける。暖地に多く、日当りのよい乾燥地に群生する。太平洋岸には、葉身が三角形で葉質の厚いハマホラシノブS. bifloraがあり、常緑性で中国から熱帯アジアに広く分布する。[西田治文]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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