ホルヘ サンヒネス(英語表記)Jorge Sanjinés

現代外国人名録2016 「ホルヘ サンヒネス」の解説

ホルヘ サンヒネス
Jorge Sanjinés

職業・肩書
映画監督

国籍
ボリビア

生年月日
1937年

出身地
ラパス

受賞
カンヌ国際映画祭青年監督賞(第19回)〔1966年〕「ウカマウ」,ベネチア国際映画祭金舵賞〔1969年〕「コンドルの血」,ジョルジュ・サドゥール賞〔1969年〕「コンドルの血」

経歴
白人エリート層の出身で、チリの大学で映画を学ぶ。1960年代半ばから南米アンデスの先住民をテーマにした映画の製作、上映配給などを手掛けるウカマウ集団に参加。’66年初の長編映画「ウカマウ」を製作し、評判となる。’71年ボリビアで軍事クーデターが起こったため、ペルーに亡命し、以後、チリ、ペルー、エクアドルなどで映画を撮り続ける。’82年ボリビアの民主化により帰国し、国内での活動を再開。監督作品に「コンドルの血」(’69年)、「人民勇気」(’71年)、「第一の敵」(’74年)、「ここから出ていけ!」(’77年)、「ただひとつの拳のごとく」(’83年)、「地下の民」(’89年)、「鳥の歌」(’95年)、「最後の庭の息子たち」(2003年)、「第一の敵」(2012年)、「叛乱者たち」(2013年)などがある。2000年来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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