ホンチヤン市(読み)ホンチヤン(英語表記)Hongjiang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホンチヤン市」の意味・わかりやすい解説

ホンチヤン(洪江)〔市〕
ホンチヤン
Hongjiang

中国華中地方,フーナン (湖南) 省南西部,ホワイホワ (懐化) 地区の市。 1950年市制をしいたが,63年チエンヤン (黔陽) 県に編入され,79年再び市となった。クイチョウ (貴州) 省との省境に近い山間にあり,ユワン (沅) 江水系のウー水とウー (巫) 水との合流点に発達。木材桐油つばき油,松やになどを集散するが,特にホン (洪) 油と呼ばれる桐油の産地として著名クスノキの櫃,箱などを特産。農村部では水稲ワタ柑橘類を栽培する。人口8万 9451 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android