コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ボイオ ボイオBoiō; Boios

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボイオ
Boiō; Boios

ヘレニズム時代のギリシア詩人。現存するのはそのアポロン賛歌の断片のみであるが,古代末期の作者アントニヌス・リベラリスの『変形譚』にはヘレニズム期の詩人ニカンドロスの同名の詩と並んで,ボイオの『鳥の系譜』の散文要約が記載されている。もと人間であったものが,恋や恨みがもとでさまざまな鳥の姿に変容したという神話や伝説を集めたものであり,そのなかのいくつかはローマの詩人オウィディウスの『変形譚』の物語と酷似していることから,オウィディウスの資料の一つと目されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

金城湯池

1 《「漢書」蒯通伝から。「湯池」は熱湯をたたえた堀》守りが非常に固く、攻めるのが難しい城。金湯。2 堅固で、他から侵害されにくい勢力範囲。「保守派の金城湯池」...

続きを読む

コトバンク for iPhone