普及版 字通 「ボウ(バウ)(漢字)」の読み・字形・画数・意味
6画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(亡)(ぼう)。〔説文〕六下に「河南陽(らくやう)の北、山(ばうざん)上の邑なり」とあり、山名は山、その邑名をという。洛陽は南は洛水に臨み、北に山があり、北は墓地であった。
[訓義]
1. 地名。
2. 北は貴人が墓を営む地であった。
[下接語]
嵩・北
17画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は尨(ぼう)。〔説文〕十上に「馬の面・(ひたひ)皆白きなり」、また〔爾雅、釈畜〕に「面皆白きは惟(こ)れなり」とあり、かお・ひたいの白い馬をいう。〔漢書、匈奴伝上〕に「匈奴の騎、其の西方は盡(ことごと)く白、東方は盡く、北方は盡く驪(り)、南方は盡く馬(せいば)なり」とみえる。尨と通じ、まだらの意がある。
[訓義]
1. かお・ひたいの白い馬、あおうま、かお・ひたいの白いくろ馬。
2. まだら、ぶち。
3. ふちかざり。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 オモテシロキムマ
[熟語]
車▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報