ボチナ(読み)ぼちな

世界大百科事典内のボチナの言及

【モスクワ・ロシア】より

… 1547年にツァーリの称号を公式に採用したイワン4世(雷帝)に,政治思想家ペレスベトフが強力な君主による正義の実現を求めたが,幼少期に有力者の専横を身近に体験したイワン自身が,最も雄弁な君主専制のイデオローグであった。彼の治世前半には司祭シリベストルと士族出身のアダシェフらの協力で,全国会議(ゼムスキー・ソボルZemskii sobor)とストグラフ会議が開かれ,新たな〈裁判法規集〉の制定(1551),教会制度の整備,税目と裁判手数料の確定,代官の廃止と郷および都市の住民団体の自治と責任の強化,所領面積に応じた軍役負担とこれに伴う世襲所領(ボチナ)所有者(多くは貴族)の勤務の自由の否定,などの改革が行われた。また1550年全国から選ばれた1000人余の士族がモスクワ近くにポメスチエを与えられ,彼らはこのころ形をととのえ始める使節庁,財務庁などの官庁(プリカース)の幹部にもなり,士族層のエリート(〈モスクワの士族〉)を形成していく。…

※「ボチナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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