コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ボリビア・モラレス政権 ぼりびあもられすせいけん

1件 の用語解説(ボリビア・モラレス政権の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

ボリビア・モラレス政権

南米ボリビアで2005年12月に大統領選挙が行われ、先住民アイマラ族出身で反米左派の社会主義運動党首エボ・モラレスが当選、06年1月に就任した。先住民が大統領に就任するのは同国史上初で、就任演説では「疎外され、さげすまれてきた我々の歴史を変える」と述べた。モラレスはコカ栽培農民の代表で、コカ栽培の合法化を主張し、民営化反対運動の先頭に立ってきた。政権に就任すると新自由主義反対を掲げてベネズエラが進める米州ボリバル代替構想に参加、5月には天然ガスの国有化を宣言し、農地改革にも着手した。6月には5カ年計画で経済を再建する国家開発計画を発表するなど矢継ぎ早の改革を打ち出した。7月に行われた制憲議会選挙でも、社会主義運動党が過半数の議席を得た。2007年8月には大土地所有制の解体をめざす農地改革法を、同11月には無年金者に年金を支給する年金法を公布した。制憲議会は12月、外国軍基地の設置を禁止することなどを盛り込んだ新憲法草案を採択した。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ボリビア・モラレス政権の関連キーワードサンタンデル米州ボリバル代替構想フェルナンデス政権クリビアトリビア大統領選挙(Presidential election)大統領サイクルフランス大統領選挙ボリビア共和国イランの大統領選

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone