ボルジュスキー(読み)ぼるじゅすきー(英語表記)Волжский/Volzhskiy

デジタル大辞泉 「ボルジュスキー」の意味・読み・例文・類語

ボルジュスキー(Volzhskiy/Волжский)

ロシア連邦南西部、ボルゴグラード州都市ボルガ川下流部、州都ボルゴグラード対岸に位置する。1950年代、水力発電所工事に伴い集落が形成された。化学コンビナートが建設され、工業都市として発展した。ボルシスキー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボルジュスキー」の意味・わかりやすい解説

ボルジュスキー
ぼるじゅすきー
Волжский/Volzhskiy

ロシア連邦南西部、ボルゴグラード州、ボルガ川下流沿岸の新興工業都市。人口28万9500(1999)。ボルゴグラード市の対岸にあり、同市と鉄道、道路で連絡している。1951年ボルガ発電所建設のためにつくられた集落が起源である。その後石油天然ガス原料とする化学コンビナート(合成繊維人造ゴムタイヤ)や、鋼管ボールベアリング研磨材、食品(食肉油脂)などの工業が発展した。

[中村泰三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android