ボン掃天星図・星表(読み)ボンそうてんせいずせいひょう(英語表記)Bonner Durchmusterung

  • ボン掃天星図・星表 Bonner Durchmusterung

世界大百科事典 第2版の解説

F.W.アルゲランダーがドイツのボン天文台の口径72mmの望遠鏡を用いて観測し,可能なかぎりのすべての恒星の位置と明るさを記録した星図星表。1859‐86年にかけて出版された。Durchmusterungは一つ残らずリストするという意味で,略してBD星表と呼ばれる。赤緯-2゜以北の恒星32万個を記載し,のちに門弟が-23゜まで拡張,13.3万個を追加した。星は赤緯の1度の幅ごとに赤経のに配列してあり,その番号は今も星の名まえとして用いられる。

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世界大百科事典内のボン掃天星図・星表の言及

【アルゲランダー】より

…近代恒星表の基礎を確立したドイツの観測天文学者。メーメルに生まれ,ケーニヒスベルク大学に進み,F.W.ベッセルに師事して小惑星の研究から恒星表作製に進み,560個の星の正確な位置を記載した最初の近代的星表を発表した(1835)。1837年ボン天文台初代台長。43年には肉眼で見えるすべての星を記録した《Uranometria Nova》を出版した。引き続いて星表の作製に全力を注ぎ,9.5等より明るい恒星32万4000個を含む《ボン掃天星表》として知られている星表の第1部(赤緯-2゜以北)を完成した。…

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