ボーデ(ノルウェー)(読み)ぼーで(英語表記)Bodø

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボーデ(ノルウェー)」の意味・わかりやすい解説

ボーデ(ノルウェー)
ぼーで
Bodø

ノルウェー北部海岸のサルトフィヨルド入口にある港湾都市。人口4万1910(2002)。北極圏内にあり、6月5日から7月9日まで「真夜中太陽」(白夜)を見ることができる。第二次世界大戦中ドイツ軍の爆撃を受けたが再建された。ロフォーテン諸島近海で行われるタラ漁業の基地の一つで、干だら製造が盛んである。内陸のスウェーデン国境近くのスリチェルマSulitjelmaでは銅鉱を産出し、鉱石ボーデ港から積み出される。オスロから国内を北上する鉄道は1962年にボーデまで完成した。

[竹内清文]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android