ポール オースター(英語表記)Paul Benjamin Auster

現代外国人名録2016 「ポール オースター」の解説

ポール オースター
Paul Benjamin Auster

職業・肩書
作家,詩人,映画監督

国籍
米国

生年月日
1947年2月3日

出生地
ニュージャージー州ニューアーク

学歴
コロンビア大学〔1970年〕卒

受賞
インディペンデント・スピリット賞脚本賞(第1回)〔1995年〕「スモーク」,アストゥリアス皇太子賞〔2006年〕

経歴
両親はポーランド系のユダヤ人。大学卒業後タンカー船員としてメキシコ湾で働いた後、フランスに渡り、電話オペレーター、ゴーストライター、農場管理人などを転々とする傍ら、詩やエッセイを書く。1974年に帰国して、エッセイや詩、翻訳、小説、のち脚本も手がける。’86〜90年プリンストン大学で創作と翻訳の個人指導教官を務めた。作品に小説「ガラスの街」(’85年)「幽霊たち」(’86年)「鍵のかかった部屋」(’86年)のニューヨーク3部作のほか、「孤独の発明」(’82年)、「ムーン・パレス」(’89年)、「スモーク&ブルー・イン・ザ・フェース」(’90年)、「偶然の音楽」(’90年)、「リヴァイアサン」(’92年)、「ミスターヴァーティゴ」(’94年)、「ティンブクトゥ」(’99年)、「トゥルー・ストーリーズ」(2001年)、「幻影の書」(2002年)、「Brooklyn Follies」(2005年)、「写字室の旅」(2006年)、「闇の中の男」(2008年)、詩集消失―ポール・オースター詩集」「壁の文字―ポール・オースター全詩集」、ノンフィクション「Hand to Mouth(その日暮らし)」(1989年)などがある。’98年映画「ルル・オン・ザ・ブリッジ」では原作、脚本だけでなく監督を初めて手がけた。’93年東京国際映画祭の審査のため初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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