ポール サイモン(英語表記)Paul Simon

現代外国人名録2016 「ポール サイモン」の解説

ポール サイモン
Paul Simon

職業・肩書
シンガー・ソングライター,プロデューサー

国籍
米国

生年月日
1941年10月13日

出生地
ニュージャージー州ニューアーク

本名
Simon Paul F.

グループ名
旧グループ名=サイモン・アンド・ガーファンクル〈S&G〉

学歴
クィーンズ大学,ブルックリン・ロースクール

受賞
グラミー賞最優秀レコード・デュオ賞(第11回)〔1968年〕「ミセス・ロビンソン」,グラミー賞作曲賞(第11回)〔1968年〕「卒業」,グラミー賞最優秀レコード・楽曲アルバム賞(第13回)〔1970年〕「明日に架ける橋」,グラミー賞最優秀アルバム賞(第18回)〔1975年〕「Still Crazy After All These Years」,グラミー賞最優秀アルバム賞(第29回)〔1986年〕「グレイスランド」,グラミー賞最優秀レコード賞(第30回)〔1987年〕「グレイスランド」,エミー賞

経歴
フォレスト・ヒルズで子供時代を過ごし、ニューヨークの公立小学校でアート・ガーファンクルと出会う。音楽好きからロックンロール作詞、作曲を始め、1957年16歳の時、ビッグ・レコードからガーファンクルと“トム・アンド・ジェリー”というデュオ名で、「ヘイ・スクール・ガール」を吹き込みヒット。のち別々の学校に進み、大学に通いながらレコード関係のアルバイトを続け、その後渡欧した。’64年再びコンビ結成、“サイモン・アンド・ガーファンクル(S&G)”のデュオ名でフォークアルバム「水曜の朝、午前3時」を発表。その中の「Sounds of Silence(サウンド・オブ・サイレンス)」(映画「卒業」の主題歌)が’65年の大ヒット曲となり、一躍有名になった。’70年にはアルバム「明日に架ける橋」が世界的ヒットとなり、グラミー賞など受賞。他のヒット曲に「ミセス・ロビンソン」「アメリカの歌」などがある。その後、ソロ活動に入り、ソロ・アルバム「ポール・サイモン」(’72年)、「ひとりごと」(’73年)などを発表。’75年ガーファンクルとシングル「マイ・リトル・タウン」を発表しヒットさせる。’81年にもコンビを再結成し、ニューヨークのセントラル・パークでのコンサートで大成功を収める。その後それぞれの活動を展開。’93年12月3度目の再結成。2000年自身のベストアルバム「グレイテストヒッツ」を発表。他のソロ・アルバムに「グレイスランド」(1986年)、「リズム・オブ・セインツ」(’90年)、「ユー・アー・ザ・ワン」(2000年)など。2003年コンビを再結成し、20年ぶりのツアーを行う。1997年ブロードウェイミュージカル「ザ・ケープマン」ではプロデュース脚本を担当。2007年ソロデビュー35周年の全軌跡のCD+DVD「ジ・エッセンシャル」(2007リマスター版)を発売。1982年の初来日で、東京・後楽園球場と大阪球場での計5公演で16万人を動員。’93年の再来日では東京ドーム、福岡ドームでの2公演で8万人のファンを集めた。2009年7月16年ぶり3度目の来日公演。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ポール サイモン」の解説

ポール サイモン
Paul Simon


1941.10.13.(1942.説あり) -
米国のシンガー・ソング・ライター。
ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
小学校の同級生ガーファンクルと1957年ロック・デュオ「トム&ジェリー」を結成し、「ヘイ、スクールガール」がヒットする。その後フォーク・ソングに転じ、「サイモン・アンド・ガーファンクル」としてデビューし、「サウンド・オブ・サイレンス」が大ヒットする。さらに「スカボロー・フェア」や「ミセス・ロビンソン」など多くの名曲を残す。フォーク・ソング調のポピュラー・ソングで人気を高めるが、’70年「明日に架ける橋」を発表してデュエットを解散し、各々ソロ活動に入る。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ポール サイモン」の解説

ポール サイモン

生年月日:1941年10月13日
アメリカのシンガー・ソングライター;プロデューサー

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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