コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マオリ党 まおりとう

1件 の用語解説(マオリ党の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

マオリ党

ニュージーランドの先住民マオリが、固有の権利を主張するために結成した新しい政党。2005年9月の総選挙では4議席を獲得し、国政への影響力を一気に高めた。発端はクラーク政権が発表した土地の公有化政策で、政府が海岸の砂浜(波打ち際)と領海内の大陸棚を公有地とする法案を04年7月に提出、同年11月に可決した。これらの土地は聖なるものであるとマオリが主張し、先祖から受け継ぐ歴史・伝統・慣習の土地を奪われると猛反発、約1万人のマオリが首都ウェリントンで抗議集会を開くなど、政治問題化していった。与党労働党の議員でマオリ出身のトゥルアが、抗議の議員辞職を行ったことがきっかけで、04年7月にマオリ党が誕生。現在、党員はマオリを中心に1万4000人で、同党はマオリの権利を擁護するために宿敵の国民党との協調も視野に入れている。

(竹田いさみ 獨協大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マオリ党の関連キーワードニュージーランドニュージーランド亜区マオリ族ウオークライカパハカNZDキウィ(Kiwi)ニュージーランド・ドルニュージーランド馬衣 (New Zealand rug)

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

マオリ党の関連情報