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マオリ党 まおりとう

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知恵蔵の解説

マオリ党

ニュージーランドの先住民マオリが、固有の権利を主張するために結成した新しい政党。2005年9月の総選挙では4議席を獲得し、国政への影響力を一気に高めた。発端はクラーク政権が発表した土地の公有化政策で、政府が海岸の砂浜(波打ち際)と領海内の大陸棚を公有地とする法案を04年7月に提出、同年11月に可決した。これらの土地は聖なるものであるとマオリが主張し、先祖から受け継ぐ歴史・伝統・慣習の土地を奪われると猛反発、約1万人のマオリが首都ウェリントンで抗議集会を開くなど、政治問題化していった。与党労働党の議員でマオリ出身のトゥルアが、抗議の議員辞職を行ったことがきっかけで、04年7月にマオリ党が誕生。現在、党員はマオリを中心に1万4000人で、同党はマオリの権利を擁護するために宿敵の国民党との協調も視野に入れている。

(竹田いさみ 獨協大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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