コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マキノゴケ(牧野苔) マキノゴケMakinoa crispata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マキノゴケ(牧野苔)
マキノゴケ
Makinoa crispata

タイ類ミズゼニゴケ科の1種。本州以南および朝鮮半島,中国,台湾,フィリピンからボルネオおよびニューギニアに分布する。山地の日陰の湿った岩上や地上に生える。葉状体は濃緑色で縁は多少とも波状に縮み,長さ5~8cm,幅1~1.5mm。葉状体の中央部には中肋があり,仮根は赤みを帯びた褐色。雌雄異株で雌器は葉状体背面の先端近くに生じ,雄器は葉状体の先端の半月状のへこみに多数生じる。本種の精子は非常に大型で,長さは約 0.1mmもあり低倍率の顕微鏡でも楽に観察できる。名は発見者である牧野富太郎にちなむ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android