マクシミリアン型甲冑(読み)まくしみりあんがたかっちゅう

世界大百科事典(旧版)内のマクシミリアン型甲冑の言及

【甲冑】より

…甲冑鋼材の表面は平滑に磨き上げ,光を受けて輝くように仕上げるのが普通で,そのためにオール・ホワイト型(アルネ・ブラン型)甲冑と呼ばれたが,15世紀末以降は線刻,浮彫,金銀象嵌を施したものが出現する。鋼材に縦に微細な褶曲を入れることによって,材質を厚くすることなく強度を増す技術が開発されると,特に1510年ごろから30年ごろまでマクシミリアン型甲冑と呼ばれて流行した。技術史的には,おそらく最高の傑作である。…

※「マクシミリアン型甲冑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android