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マコモ(菰) マコモ Manchurian wildrice

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世界大百科事典 第2版の解説

マコモ【マコモ(菰) Manchurian wildrice】

池沼や河川のへりに群生している大型のイネ科の多年草イラスト)。太く横にはった地下茎があり,葉と茎を叢生(そうせい)する。茎は太い円柱形で中空,高さは1~3mになる。葉は幅広い線形で,長さは40cmから1mに達し,幅は2~3cm,葉鞘(ようしよう)はややスポンジ質である。8月から10月初めに大型でまばら円錐花序が出る。花序の長さは50cm余りで,多数の枝を分かって,やや密に無数の小穂をつける。小穂は単性で,雌雄ともに苞穎(ほうえい)がなく,1個の小花のみとなる。

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世界大百科事典内のマコモ(菰)の言及

【こも(薦)】より

…マコモや藁(わら)を編んだもので,敷物や被覆材として用いる。古くはマコモで織ったがスゲやチガヤ,イ(藺),ガマ(蒲),竹なども用い,現在は藁が一般的である。…

【湿原】より

… 沼沢湿原は,湖沼の岸や河川の排水の悪い氾濫(はんらん)原などにみられ,栄養物質に富んだ水に涵養(かんよう)され,泥炭は集積しない。ヨシ原に代表されるが,オギはヨシよりも浅いところに,マコモ,ヒメガマは深いところに出現する傾向がみられ,沼沢植物の分布は水深と関係する。 泥炭湿原は,植物遺体の分解量が生産量を下回るためヨシ,スゲ類,ミズゴケ類などの植物遺体が集積し泥炭化するところに形成されるので,寒冷な亜寒帯・冷温帯に多い。…

※「マコモ(菰)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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