マサリク(Jan Garrigue Masaryk)(読み)まさりく(英語表記)Jan Garrigue Masaryk

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

マサリク(Jan Garrigue Masaryk)
まさりく
Jan Garrigue Masaryk
(1885―1948)

チェコスロバキア政治家。父は初代大統領T・G・マサリク。1918年チェコスロバキア独立直後に外務省に入る。第二次世界大戦中はロンドン亡命政府外相として加わる。戦後も国民戦線内閣で外相となり、48年の二月革命(1948)後も非共産党員の閣僚として留任したが、同年3月に自殺。その死因疑問をもつ者もいるが、詳細は不明。

[林 忠行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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