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マシェル Machel, Samora Moises

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マシェル
Machel, Samora Moises

[生]1933.10. ガザ
[没]1986.10.19. トランスバール州東部
モザンビークの政治家,民族解放運動指導者。 1963年モザンビーク解放戦線 FRELIMOに参加。アルジェリアで軍事訓練を受けたのち,ゲリラ兵士訓練計画の責任者となった。 66年以来同戦線中央委員会委員,兼同野戦司令官として対ポルトガル武装闘争を指揮。 69年2月 E.C.モンドラーネ議長が暗殺されたのち,集団指導体制の一翼をにない,70年議長に就任。 74年4月のポルトガル本国クーデター以後,植民地の独立が確定し,モザンビークは同年9月からの暫定政府の時期を経て,75年6月完全独立を達成。それに伴い,その初代大統領に就任。以後社会主義に立脚した国家建設を進めるとともに,南部アフリカ前線諸国首脳の一員として,ナミビア南アフリカの少数白人支配打倒のために力を傾けた。 86年飛行機事故で死亡。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マシェル
ましぇる
Samora Moises Machel
(1933―1986)

モザンビークの政治家。大統領。ガザ州で貧農の子として生まれる。首都ロレンソマルケス(現マプート)の病院の看護師となる。1963年モザンビーク解放戦線FRELIMO)に参加し、アルジェリアで軍事訓練を受けたのち、タンザニアの同戦線訓練キャンプで指導、1966年同軍司令官となる。モンドラーネ議長の死後、1970年党議長になり解放闘争を指導。1975年6月独立とともに大統領に就任。科学的社会主義に基づく国家建設を推進する。1977年レーニン平和賞を受賞。1986年10月飛行機事故で死亡。[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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